ファイルのアップロードを検知してバッチファイルを実行したい

サーバーへのファイルアップロードを検知してバッチファイルを実行できますか?
イベントハンドラを活用することで、要件を満たすことが可能です。

※デスクトップとの対話をサポートしておらず、対話形式での操作が必須となるアプリケーションは実行・操作できません。

本記事では、Titan が 1バイト以上のファイルを受信した場合のみバッチファイルを実行するイベントをご案内します。

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Active Directory 認証の利用には追加費用が発生しますか

Titan SFTP Server で Windows NT/SAM や Active Directory 認証を利用したいのですが追加費用は発生しますか?
いいえ、Titan SFTP Server では、Windows NT/SAM や Active Directory を標準でご利用いただけます。追加費用は発生しませんのでご安心ください。
  • Windows NT/SAM や Active Directory 環境の構築はサポート対象外となります。
  • Titan 内の設定・操作に関してのみがサポート対象です。

Windows Active Directory 認証を使用するサーバーを作成したい

Windows Active Directory 認証を使用するサーバーを作成したいのですが、どうすればよいですか?
通常の手順でサーバーを作成後に、対象サーバーの「ユーザー認証」タブから Windows Active Directory (ADSI) を追加します。

サーバーを作成されていない場合は、まずはサーバーを作成してください。
(参考:SFTPサーバーを構築する)

その後、管理ポータルで以下の操作を実施します。

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バージョンアップ後にホストキーアルゴリズムが不一致となる

Titan のバージョンアップ後にホストキーアルゴリズムが不一致となります。不具合ですか?
使用しているホストキーのアルゴリズムの安全性が低い可能性があります。
Titan SFTP では ssh-rsa SHA1 などの安全性が低いアルゴリズムはサポートから外れました。

問題を解決するためにはホストキーを新規作成して、既存のホストキーと交換してください。
(参考:公開鍵と秘密鍵を作成する方法)

新たにホストキーを作成いただくのであれば、ECDSA タイプのホストキーを推奨します。
クライアントが ECDSA をサポートしていない場合は、RSA 2048 以上をご利用ください。
(RSA 1024 以下は推奨していません。)

運用上の理由により、すぐにホストキー (公開鍵・秘密鍵) を交換できない場合は、下記手順をお試しください。

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秘密鍵を復元されるおそれがある PuTTY の脆弱性 (CVE-2024-31497)

PuTTY に ECDSA 秘密鍵の脆弱性 (CVE-2024-31497) が発見されましたが、Titan への影響と解決方法を教えてください。
Titan で作成したキーペアをご利用であれば影響はありません。
PuTTY および PuTTY を含むソフトウェアで作成した秘密鍵をご利用の場合、キーペアの速やかな交換を推奨します。

【PuTTY を含むクライアントソフト (FileZilla, WinSCP など) を使用する場合】

  1. 脆弱性の修正版にアップデート
  2. 対象ソフトウェアで新たなキーペアを作成
  3. 新しい公開鍵を Titan にインポートして登録
    (参考:外部で生成した公開鍵を使用する)
  4. 新しい秘密鍵をクライアントソフトに登録して接続・ファイル転送が成功することを確認

【Titan でホストキーを作成する場合】

  1. ホストキーを新規作成し、対象ユーザーの設定で新しいホストキーを有効化
    (参考:公開鍵と秘密鍵を作成する方法 (ホストキーの生成))
  2. 上記リンク先手順に沿ってエクスポートした秘密鍵をクライアントソフトに送付
  3. クライアントソフトの手順に沿って秘密鍵をインポートして有効化
  4. 新しいキーペアで接続・ファイル転送が成功することを確認

他のクライアントソフトをご検討中の場合は、WebDrive のご利用を推奨します。

WebDrive は、Titan と同じ開発元で作成された、親和性が高いクライアントソフトです。

フリーソフトとの大きな違いとしては、脆弱性による影響を受けにくい点や、万が一脆弱性が発見された場合、アップデートによる速やかな修正が行われます。
例えば、Open SSL や Open SSH に脆弱性が発見された場合でも、Titan や WebDrive は影響を受けません。

また、Titan と WebDrive は PuTTY の Generator を使用していないため、Titan や WebDrive で作成したキーペアは CVE-2024-31497 による脆弱性が発生しません。