Windows用 SFTPサーバーの Titan FTP Server

Titan FTP Server は、Windows 用の SFTPサーバーソフトです。
インストールウィザードに従って操作を進めるだけで、使いなれた Windows OS に、安全性の高い SFTPサーバーを簡単に構築できます。
Windows Server 2019 などのサーバーOS だけではなく、Windows 10 上に SFTPサーバーを構築して、簡単に管理・運用することができるため、中小企業や SOHOでも、低いコストで導入いただけます。
シンプルな GUI管理コンソールの使用により、導入から運用までにコマンド知識を必要とせず、企業の負担を軽減します。
SFTPサーバーの Titan FTP Server は、高いセキュリティ機能によって、安全性にも優れています。
基本機能として、公開鍵/秘密鍵を使用した鍵交換方式認証によって、第三者からのアクセスを拒否します。
また、DoS攻撃からの防御、不正アクセスを試みる IPアドレスの自動ブロックなど、不正侵入や情報漏洩、個人情報の流出などのリスクから大切なデータを守ります。
さらに、細かく指定できるユーザーアクセスコントロール、ネットワークフォルダをデータ保存領域として割り当てることができる仮想フォルダ機能、ユーザーログインなどのイベントをトリガーに、プログラムやバッチファイルを実行できる、イベントハンドリング機能など、フリーウェア製品には無い、便利で魅力的な機能が搭載されています。

Titan FTP Server でどのようなことができるのですか
Titan FTP Server は、エディションによって、利用できる機能が異なります。
以下は、最も多く運用れている、エンタープライズ エディションの主要機能の一例です。
- 1台の サーバー/PC に複数の SFTPサーバーを構築
- 保存先ディレクトリをグループ/ユーザー単位で指定
- 公開鍵/秘密鍵のグループ/ユーザー単位指定
- 同時にログインできるユーザー数を制御
- 1ユーザーが同時に接続できるセッション数を制御
- セッション単位で、使用するアップロード/ダウンロードに制限を設定
- IP アドレスベースでの接続許可
- ディスク容量の制限を指定
- ディレクトリ単位のアクセス許可の設定
- イベントハンドリング機能による古いログの自動削除
- ブルートフォースアタック (パスワードチェック) による不正アクセスのブロック機能
- DoS 攻撃のブロック機能
- Webブラウザからのアクセス(別売モジュールが必要)
製品価格改定のご案内
2021年 01月 01日より販売価格の見直しをさせていただくことになりました。
2020年 12月 28日からのご注文につきましては、改定価格で承らせていただきます。
詳細は 製品価格改定のご案内をご参照ください。
動作要件変更のご案内
32bit 版のアプリケーションは、Titan FTP Server 2019 を以って開発が終了いたします。
Titan FTP Server 2019 の次期バージョンは 64bit OS のみに対応いたします。
32bit OS では、Titan FTP Server をご利用いただけません。
※ 次期バージョンは、2021年上半期にリリースされる予定です。
重要なお知らせ
Titan FTP Server の古いバージョンには、最新のセキュリティパッチが適用されておりません。
脆弱性などの問題を抱えた古いバージョンのご利用は大変危険です。
バージョン 2019 ビルド 3602 以降にアップデートしてご利用ください。(2020/09/30)
2020 CyberSecurity Excellence Awards 受賞
Titan FTP Server の開発元である、South River Technologies 社が、Best Cybersecurity Company の SILVER WINNER を受賞。
また、Cornerstone MFT が、Best Secure File Transfer Product の SILVER WINNER を受賞。
2019年には、Best Cybersecurity Company の GOLD WINNER を受賞。
Windows Server 2008/2008 R2 のサポートが終了
Windows Server 2008/2008 R2 および Windows 7 は、2020年 1月 14日に Microsoft社のサポートが終了しました。
Titan FTP Server での同OSのサポートも、上記日程で終了し、動作保証対象から除外いたします。
サポートが終了した古いOSでのご利用は、セキュリティ上の大きなリスクを抱えるため、推奨されておりません。
最新の Windows OS および Titan FTP Server のご利用を強く推奨いたします。
Titan FTP Server バージョン 2019 がリリース
2019年 3月 18日に、Windows 用 SFTP サーバー の Titan FTP Server 2019 日本語版を正式リリースいたしました。
保守有効期限内のライセンスで Titan FTP Server 2018 をご利用中のお客様は、製品メニューのプログラムアップデートで更新いただけます。
保守有効期限内のライセンスをお持ちでない場合、保守失効後のバージョンアップについてをご確認ください。
バージョン 2018より古いバージョンで、最新版のライセンスをお持ちの場合、最新のインストーラーでの再インストールいただく必要がございます。
Titan FTP Server 2019 の最新版のインストーラーは、試用版(製品版)ダウンロードページより入手いただけます。
(バージョン2018 の最終ビルドのインストーラーの配布は終了いたしました。)
Titan FTP Server 2019の新機能や修正内容は、リリースノートにてご確認いただけます。
確認されている不具合は、不具合情報にてご案内しております。
仕様変更について
Titan FTP バージョン 2017 ビルド 3131 より、以下の仕様が変更になりました。
[変更前] ユーザー名に、数字から始まる文字列が使用できた。
[変更後] ユーザー名に、数字から始まる文字列が使用禁止となった。
【ライセンス販売形態について】
- ライセンスと保守サポートは別売りとなります。
保守サポート対応をご希望のお客様は、Titan FTP ライセンス各種に加えて、1年間保守サポート&アップグレード をご購入ください。 - 1年間保守サポートはライセンス価格に含まれません。
- 1年間保守サポート&アップグレードには、以下の内容が含まれます。
- ご購入時のメジャーバージョンのすべてのマイナーアップデートが無償提供されます。
本アップデート内容には、不具合の修正対応が含まれます。 - 保守期間内に次期メジャーバージョンがリリースされた場合、無償でバージョンアップ(アップグレード)いただけます。
- 不具合の調査や修正対応などの保守サポート対応を受けることができます。
サポート対象は、現行リリースのメジャーバージョンのみとなります。 - 旧バージョンに対する保守サポートは、現行リリースのメジャーバージョンの 1 つ前のバージョンまでとなります。
- 旧バージョンに対するサポート内容は、設定方法や問題の回避方法のみのご提供となります。
- ご購入時のメジャーバージョンのすべてのマイナーアップデートが無償提供されます。
OpenSSL の脆弱性について
Titan FTP Server のバージョン 8 以降では、OpenSSL を使用していないため、OpenSSL の脆弱性による心配はございません。
SSL/TLS には複数の脆弱性問題が存在します。SSHを使用した SFTP への移行を推奨いたします。
用途に合わせた 4種のエディション
Titan FTP Server は、お客様の用途に合わせて、複数のエディションをご用意しています。 エディション (ライセンス) 別の詳細な比較表は、「エディション別比較表」をご参照ください。SFTP 対応はエンタープライズエディション以上となります。
エンタープライズエディション
- Windows に SFTPサーバーを構築したい。
- 1台の PC (サーバー) に 3つ以上のサーバーを設置したい。
- セキュリティ対策がしっかりとしたサーバーを運用したい。
- コストパフォーマンスに優れたサーバーを設置したい。
プロフェッショナルエディション
- FTS(SSL/TLS)サーバーを設置したい。
- 1台の PC (サーバー) に 2つのサーバーを設置したい。
パーソナルエディション
- シンプルな FTPサーバーを低コストで設置したい。
Cornerstone MFT
- フェールオーバーに対応したい。
- Windows Active Directory (アクティブディレクトリ)、LDAP と連携させたい。