ファイルのアップロードを検知してバッチファイルを実行したい

サーバーへのファイルアップロードを検知してバッチファイルを実行できますか?
イベントハンドラを活用することで、要件を満たすことが可能です。

※デスクトップとの対話をサポートしておらず、対話形式での操作が必須となるアプリケーションは実行・操作できません。

本記事では、Titan が 1バイト以上のファイルを受信した場合のみバッチファイルを実行するイベントをご案内します。

【事前準備】

まずは、テスト用のバッチファイルを作成します。
ここでは以下のコマンドを記述したバッチファイルを「test.bat」という名前で保存します。
(フォルダパスはお使いの環境に合わせて変更してください。)


dir C:\>C:\Users\ユーザー名\Documents\new.txt

【Titan の操作手順】

  1. 管理ポータルにログインして、左メニューから対象サーバーの [イベント] をクリック
    イベントツリー
  2. ウィンドウ右の「イベントハンドラ」で 追加ボタン をクリック
    イベントハンドラウィンドウ
  3. 「新規イベントハンドラ」ウィンドウの「イベント」を選択して [+イベントの追加]ボタンをクリック
    「新規イベントハンドラ」ウィンドウ
  4. 「イベントの追加」ウィンドウで「ファイルイベント」のツリーを開いて、「ファイルのアップロード/書き込み」「アップロード/書き込み成功」を選択して [OK] をクリック
    ファイルアップロードイベント
  5. 「アップロード/書き込み成功」 をクリックして「条件」を選択し [+条件の追加] をクリック
    アップロード成功イベントの条件追加
  6. 「ファイルサイズ」を選択して 0 Bytes の数値を 1 Bytes に変更して [OK] をクリック
    イベント条件:ファイルサイズ
  7. 「アクション」をクリックして[+アクションの追加] を選択
    アクションの追加
  8. 「ジョブを実行する処理を生成する」を選択して [参照] ボタンをクリックし、対象となる バッチファイルを指定 (またはフィールドにバッチファイルのフルパスを入力)
    ジョブを実行する処理を生成する
  9. [OK] をクリック後、「新規イベントハンドラウィンドウ」で [次へ] をクリック
  10. 「名前」のフィールドにイベント名を入力
    必要に応じて「説明」に内容を入力 (任意) して[次へ] をクリック
    イベント名の入力
  11. [作成] をクリックして完了
    イベントの作成
  • 外部ツールとの連携を保証する機能ではございません。
  • お使いのバッチファイルが実行されない場合は、問題点を切り分けるためにも「事前準備」に記載しているバッチファイルを作成してお試しください。