イベントカスタムログを生成する

Titan SFTP Server では、特定イベントの発生をトリガーにしてカスタムログを生成できます。
通常のログとは異なり、管理者が必要な情報のみを記録させることができるため、必要最小限のログを確認したい場合などで活用されています。

本ページでは例として、ユーザーによるログインを検知した際に、「ログイン日時」「ユーザー名」「クライアントIP」のみをログとして生成する方法をご案内します。

【事前準備】

  1. イベントハンドラで使用できる変数」の記事の手順で、変数一覧を表示します。
  2. カスタムログに使用する変数をテキストエディタに転記します。

【操作手順】

  1. 管理ポータルで対象サーバーの 「イベント」をクリック
    イベントツリー
  2. ウィンドウ右の「イベントハンドラ」で 追加ボタン をクリック
    イベントハンドラウィンドウ
  3. 「新規イベントハンドラ」ウィンドウの「イベント」を選択して [+イベントの追加] をクリック
    「新規イベントハンドラ」ウィンドウ
  4. 「イベントの追加」ウィンドウで「ユーザーイベント」のツリーをクリックで開いて、「ユーザーログイン試行成功」を選択して [OK] をクリック
    イベントの追加 - ユーザーイベント
  5. 「アクション」をクリックして[+アクションの追加] を選択
    アクションの追加
  6. 「カスタムログまたはファイルに書き込む」を選択して、「ログテキスト」のフィールド内にログに含める変数やテキストを入力
    カスタムログ
  7. ログファイル名の [参照] ボタンをクリックして出力先のファイルを指定
    またはフィールドに出力先ファイルのフルパスを入力
  8. [OK] をクリック後、「新規イベントハンドラウィンドウ」で [次へ] をクリック
  9. 「名前」のフィールドにイベント名を入力。
    必要に応じて「説明」に内容を入力 (任意) して[次へ] をクリック
    イベント名の入力
  10. [作成] をクリックして完了
    イベントの作成

上記手順を実施した場合、クライアントが Titan へのログイン (接続) に成功すると C:\Srtlogs フォルダ内に CustomLog.txt というファイルが生成されます。
CustomLog.txt には、「接続日時」「クライアントの IPアドレス」「ログインユーザー名」が記録されます。