- ファイルのタイムスタンプが GMT (UTC+0) で表示されていますが不具合ですか?
- Titan SFTP Server の現在の仕様であり不具合ではありません。
Titan SFTP Server では、FTP プロトコル以外でタイムゾーンを調整する機能が搭載されていません。
そのため、ファイルのタイムスタンプおよびログ内のタイムスタンプは、全て GMT 時刻で記録されます。
ただし、クライアントソフトの設定によっては、ファイルのタイムスタンプにはアップロードした日時が反映されます。
また、クライアントソフトが時間調整機能を搭載する場合、GMT+9 (UTC+9) のタイムスタンプを使用できます。
以下では、FileZilla にて GMT+9 のタイムスタンプを強制する方法をご案内します。
サーバー時間調整のオフセット
【操作手順】
- FileZilla を起動後、[ファイル] > [サイトマネージャー] の順にクリックして対象サイトを選択
- [詳細] タブをクリック
- 「サーバー時間調整のオフセット」の「時間」のフィールドを -9 (時間) にセット
- 一時的な利用の場合は [接続] を、継続的に利用する場合は [OK] をクリック
- ファイルを転送
- ホスト上のファイルに GMT+9 (UTC+9) を適用させるために、ローカル側で -9 時間の調整を適用させます。
- 本設定の利用中、FileZilla のリモートサイトのエリアに表示されているタイムスタンプは調整された日時で表示されます。
- サーバー側の OS 上では、調整された時間のタイムスタンプが使用されます。
アップロード日時を使用する
【操作手順】
- FileZilla を起動後、[転送] をクリック
- [詳細] タブをクリック
- 「転送したファイルのタイムスタンプを維持」のチェックを外す
- ファイルを転送
- FileZilla は本製品サポートの対象外となります。
- 全てのプロトコルでローカルタイムゾーンを適用できるように開発元に要望を提出しています。