Titan FTP Server では、ディスククオータ機能を使用することで、サーバーのディスク(ストレージ)領域に、サーバーレベル/グループレベル/ユーザーレベル の3段階で、ディスク使用量の上限値を設定できます。
(サーバーレベル または ユーザーレベルでの運用を推奨。)
本ページでは、ディスククオータの設定方法についてご案内します。
ディスククオータの設定方法
サーバーレベルでのディスククオータの設定
【操作手順】
- Titan FTP Server 管理者画面を開きます。
- [サーバー名] ツリー内の、[ファイル/ディレクトリ] をクリックします。
- [ディスククオータ] タブに移動し、[ディスククオータを有効化] にチェックを入れます。
- 「最大ディスク使用量」に、任意の数値を入力して [適用] をクリックします。
- サービスを再起動するために、メニューバーの [ファイル] > [Titan FTP Server サービス停止] をクリックします。
- [ファイル] > [Titan FTP Server サービス開始] をクリックしてサービスを再開します。
- サーバーレベルとは、Titan FTP Server で作成した各プロトコルのサーバーのこと。
- [再計算] をクリックすると、データディレクトリの現在のディスク使用量を表示。
- [参照] をクリックすると、エクスプローラを起動して、データディレクトリを表示。
- グループレベルとユーザーレベルの設定が優先されます。
グループレベルでのディスククオータの設定
【設定手順】
- Titan FTP Server 管理者画面を開きます。
- [サーバー名] > [グループ] ツリー内の、[グループ名] をクリックします。
(本手順では、グループ名 Administrator に設定。) - [ユーザー] タブをクリックして、グループの「メンバー」に、目的のユーザーが含まれていることを確認します。
- [グループ名] ツリー内の、[ファイル/ディレクトリ] をクリックして [ディスククオータ] タブに移動します。
- [設定を継承する] のチェックを外して、[ディスククオータを有効化] にチェックを入れます。
- 「最大ディスク使用量」に、任意の数値を入力して [適用] をクリックします。
- サービスを再起動するために、メニューバーの [ファイル] > [Titan FTP Server サービス停止] をクリックします。
- [ファイル] > [Titan FTP Server サービス開始] をクリックしてサービスを再開します。
- [再計算] をクリックすると、グループディレクトリの現在のディスク使用量を表示。
- [参照] をクリックすると、エクスプローラを起動して、グループディレクトリを表示。
- [設定を継承する] が有効になっている場合、一つ上のレベルの設定が優先されます。
- ユーザーレベルの設定が最優先されます。
- Everyone グループは、全ユーザーが対象となります。
ユーザーレベルでのディスククオータの設定
【設定手順】
- Titan FTP Server 管理者画面を開きます。
- [サーバー名] > [ユーザー] > [ユーザー名] のツリーを展開します。
- [ファイル/ディレクトリ] をクリックして、[ディスククオータ] タブに移動します。
- [設定を継承する] のチェックを外して、[ディスククオータを有効化] にチェックを入れます。
- 「最大ディスク使用量」に、任意の数値を入力して [適用] をクリックします。
- サービスを再起動するために、メニューバーの [ファイル] > [Titan FTP Server サービス停止] をクリックします。
- [ファイル] > [Titan FTP Server サービス開始] をクリックしてサービスを再開します。
- [再計算] をクリックすると、ホームディレクトリの現在のディスク使用量を表示。
- [参照] をクリックすると、エクスプローラを起動して、ホームディレクトリを表示。
- [設定を継承する] が有効になっている場合、一つ上のレベルの設定が優先されます。
クオータ処理に対応した SFTPクライアントをご利用の場合、アップロード実行前の段階で警告画面を表示できます。
(下図は、クオータ処理有効時のクライアントソフト WebDrive)
クオータ処理に対応していないクライアントの場合、Titan FTP Server では、0KBのファイルとして処理されます。