ストレージ容量を制限する方法

ユーザーが使用できるストレージ容量を制限する方法はありますか?
はい、Titan SFTP Server では、サーバー/グループ/ユーザーの 3段階で、ディスク(ストレージ)容量に制限 (上限) を設定できます。

本ページでは、構築したサーバーが使用できるディスク(ストレージ)容量に制限 (上限) を設ける「ディスククオータ」という機能について、各レベル毎の設定方法をご案内します。

ディスククオータの設定方法

サーバーレベルでディスククオータを設定

【操作手順】

  1. 管理ポータル左メニューから、対象サーバーのツリーを開いて [ファイル/ディレクトリ] をクリック
    メニューツリー
  2. [クオータ] タブに移動して、「ディスククオータを有効にする」にチェックを入れる
    サーバーディスククオータ
  3. 2段目のボックス内に使用を許可するディスク容量の上限値 (KB)を入力
  4. 制限の対象外としたいファイル形式がある場合は、「フリーファイル(クオータから除外)」に制限対象外とするファイルタイプを入力して Enter キーで確定 (例:*.txt)
  5. [適用] をクリックして設定を反映
  • 設定内容は作成したサーバーインスタンスごとに適用されます。
  • [再計算] をクリックすると、対象サーバーのデータディレクトリのディスク使用量を再確認します。
    例:C:\Srtdata\Default Server のディスク使用量
  • 各レベルの優先度は、ユーザー>グループ>サーバーの順で最優先されます。

グループレベルでディスククオータを設定

【設定手順】

  1. 管理ポータル左メニューから、対象サーバーのツリーを開いて [グループ] をクリック
    メニューツリー
  2. 対象グループの編集ボタンボタンをクリックして、メニューから「グループのファイルとディレクトリの編集」をクリック
    グループ情報の編集
  3. [クオータ] タブに移動して、「このグループのディスククオータを有効にする」を2回クリックしてチェックが入った状態にする
    グループ - ディスククオータ
  4. ボックス内に使用を許可するディスク容量の上限値 (KB)を入力
  5. 制限の対象外としたいファイル形式がある場合は、「フリーファイル(クオータから除外)」に、制限対象外とするファイルタイプを入力して Enter キーで確定 (例:*.txt)
  6. [適用]ボタンをクリックして設定を反映
  • 設定内容は作成したグループごとに適用されます。
  • サーバーレベルより優先されますが、ユーザーレベルの設定が最優先されます。
  • 対象グループに含まれる全ユーザーが対象となります。
  • Everyone グループは全ユーザーが対象となります。

ユーザーレベルでディスククオータを設定

【設定手順】

  1. 管理ポータル左メニューから、対象サーバーのツリーを開いて [ユーザー] をクリック
    メニューツリー
  2. 対象ユーザーの編集ボタンをクリックして、メニューから「ユーザーのファイルとディレクトリの編集」をクリック
    ユーザー編集
  3. [クオータ] タブに移動して、「このユーザーのディスククオータを有効にする」を2回クリックしてチェックが入った状態にする
    ユーザー ディスククオータ
  4. 2段目のボックス内に使用を許可するディスク容量の上限値 (KB)を入力
  5. 制限の対象外としたいファイル形式がある場合は、「フリーファイル(クオータから除外)」に、制限対象外とするファイルタイプを入力して Enter キーで確定 (例:*.txt)
  6. [適用]ボタンをクリックして設定を反映
  • 設定内容は作成したユーザーごとに適用されます。
  • [再計算] をクリックすると、ユーザーホームディレクトリのディスク使用量を再確認します。
    例:C:\Srtdata\Default Server\usr\test のディスク使用量
  • ユーザーレベルの設定は、他のレベルより最優先で適用されます。