- Titan FTP 2019 から Titan SFTP Server へのアップグレード手順を教えてください。
- ご利用環境によって、アップグレードによる影響の有無・範囲が異なります。
以下に詳細をご案内しますので、事前確認や必須条件をよく読んでから操作を開始してください。
【事前確認】
- 「不具合情報」、「Titan SFTP Server に移行されない設定について」、「Titan SFTP Server へのアップグレード前の注意点」をご確認ください。
- Titan FTP 2019 #3675 へのロールバックは簡単に実行できます。
アップグレード後、運用できないレベルの問題が発生した場合、「Titan SFTP Server からTitan FTP 2019 へのロールバック」に記載の手順に沿って操作を進めてください。
【必須条件】
- Titan FTP バージョン 2019 #3675 以降がインストールされていること。
2019 #3675 より前のプログラムでは、アップグレードを正しく完了できません。 - アクティベートされているライセンスが、保守有効期間内であること。
保守有効期間が経過したライセンスでは、Titan SFTP Server をご利用いただけません。 - 事前に Titan SFTP Server の最新バージョンのダウンロードが必要です。
(URL はシリアル番号のご案内メールまたはライセンスカードに記載)
Titan SFTP Server へのバージョンアップ
【操作手順】
- 管理者権限を持つ Windows アカウントでログインして、Titan SFTP Server のインストーラーをダブルクリックで実行
- 操作画面の言語を選択して [OK] をクリック
- セットアップウィザードの起動後、[次へ] をクリック
- 使用許諾契約(EULA)の内容を確認して [同意する] を選択後、[次へ] をクリック
- インストールディレクトリを指定して [次へ] をクリック(初期値を推奨)
- 「Microsoft SQL Server Express をインストールしますか?」という確認画面では 「いいえ」を選択 (SQLite を使用)
(構築済みの SQL Server を使用する場合も「いいえ」を選択。同梱されているインストーラーで SQL Server を構築される場合のみ「はい」を選択)
- Microsoft SQL Server の管理・運用に関しては、サポート対象外となります。(Professional Serviceの契約が必要)
詳しい知識や経験を持った管理者が居ない場合は、「いいえ」を選択してご利用ください。
- Microsoft SQL Server の管理・運用に関しては、サポート対象外となります。(Professional Serviceの契約が必要)
- インストール準備の完了画面で [次へ] をクリック
- [終了] をクリックしてセットアップウィザードを終了
- タスクマネージャーの「サービス」タブを開いて、SRTSERVERDAEMON (Titan FTP Server Daemon) を「停止」し、SrtSrxServerService(Titan SFTP Server) を 「開始」に変更
- Titan SFTP Server のショートカットをダブルクリック
- 「ようこそ」ウィンドウが起動するので [OK、次に進みます] をクリック
- マスター管理者認証情報の作成画面で、管理者名とパスワードを登録して、[初期管理者ユーザーの作成] をクリック
- 「新規サーバー作成」ウィンドウが表示されている場合、ウィンドウを閉じます。
- 管理ポータルを開いたまま「Titan SFTP Server で構成をインポート」の手順を実施
Titan SFTP Server で構成をインポート
【操作手順】
- 管理ポータルの「サーバー」の項目にある「Default Server」の をクリック後、表示される をクリックして。サーバーインスタンスを削除します。
- [IMPORT] をクリック
- 「Import Server」ウィンドウで「古いサーバーインスタンスの選択」を選び、プルダウンリストからインポートしたいサーバーを選択して [次へ] をクリック
- 「Select Database Type」で「SQLite Database」を選択して [次へ] をクリック
- サーバー名の変更が不要ならば、そのまま [完了] をクリック
- をクリックして開いたメニューから をクリック
- サーバーコンピューターを再起動
- タスクマネージャーの「サービス」タブを確認して、SRTSERVERDAEMON (Titan FTP Server Daemon) を右クリックして「停止」を選択
- SrtSrxServerService(Titan SFTP Server)を右クリックして「停止」を選択。「停止」状態を確認後、右クリックで「開始」を選択し「実行中」の状態になることを確認
- タスクマネージャーと閉じて、「初期設定とアクティベーション」の手順を実施
- ユーザーがグループに所属している場合、プライマリグループの再登録が必要
初期設定とアクティベーション
【操作手順】