Titan FTP NextGen では、バージョン 2019 以前でレジストリ上で管理していたサーバーの構成情報を、Microsoft SQL Server のデータベースに保存します。
データベースには、ユーザー名/パスワード/アクセス権限などの構成情報以外に、フォルダ名・ファイル名(ファイルパス)などが保存されますが、ファイルの内容(文章など)はデータベースには記録されません。
文書内の情報は、Titan FTP および SQL Server のデータベースには残らないため、削除済みファイルの情報が、Titan FTP を経由して読み取られるといった心配もありません。
具体例としては、サンプル.docx という文書ファイルを Titan FTP NextGen アップロードしても、文書内のテキストは Microsoft SQL Server および Titan FTP には記録されません。
なお、機密情報を管理される場合は、以下の対応を推奨いたします。
- パスワード付きファイルの利用(Titan FTP の機能ではございません。)
- SFTP プロトコルでのホストキー認証の利用
- IP アクセス制限の利用(特定アドレスのみに限定できる場合)
- ディレクトリアクセスによるフォルダ/ファイル権限の設定
- フラッドプロテクション – DoS攻撃対策 の利用