CSV などの外部データからのユーザーインポートは、Titan SFTP Server では別売のサービス(Professional Service)としてご提供することになりました。
作業内容により作業時間および費用が異なります。ご希望のお客様は別途ご相談ください。
Titan FTP Server 2019 では、CSV ファイルを経由することで、Titan FTP Server で作成したサーバ内に、ユーザーアカウントを一括で登録できます。
この方法は、「CSV ファイル」「PowerShell」「srxCFG ユーティリティ」を使用します。
本ページでは、ユーザー名、フルユーザー名、ユーザーパスワードを、サーバーに一括登録する方法をご案内します。
【操作手順】
- Titan FTP Server の管理コンソールを開いている場合、管理コンソールを閉じます。
- カンマ区切りの CSVファイルを作成して users.csv という名前で保存します。
(例:ユーザー名:user1、フルユーザー名:Alpha01、パスワード:12345)Username,FullName,Password
user1,Alpha01,12345
user2,Alpha02,abcde
user3,Alpha03,zyx98- 1行目の Username,FullName,Password は変更せずに使用します。
- 2行目以降に《ユーザー名》 ,《フルユーザー名》,《ユーザーパスワード》を入力します。
- 空白は使用しないでください。
- 以下のような PowerShellスクリプトを作成して、ImportUsersCsv.ps1 という名前で保存します。
$users = import-csv users.csv
ForEach ($user in $users) {
$username = $($user.Username)
$fullname = $($user.FullName)
$password = $($user.Password)
.\srxCFG.exe /AdminUser=admin /AdminPass=titan2019 /Server=MyServer /Cmd=AddUser /User=$username /FullName=$fullname /Password=$password
}- /AdminUser には管理者ユーザー名を入力 [例:admin]
- /AdminPass には管理者パスワードを入力 [例:titan2019]
- /Server には対象のサーバー名を入力 [例:MyServer]
(スペースを含む または 長い名前の場合、二重引用符で囲みます。)
- users.csv と ImportUsersCsv.ps1 2つのファイルを Titan FTP Server のインストールフォルダに移動します。
(既定:C:\Program Files\South River Technologies\Titan FTP Server) - ImportUsersCsv.ps1 を PowerShell で実行すると、サーバー内にユーザーアカウントが登録されます。
- ホストキーは本操作で登録することができません。(直接の操作が必要)
- OSの再起動は必要ありません。
- PowerShell の操作方法はサポートの対象外となります。
- 本作業実行時にサーバーが停止することはありませんが、瞬断するリスクを避けたい場合は、計画的な実行を推奨します。