同時接続数やダウンロード数を制限する方法

同時接続数やダウンロード数に制限をかけることはできますか?
管理ポータルの接続設定で制限値を設定できます。
詳しくは本記事にて手順をご案内します。

Titan SFTP Server では、同時接続数や最大ダウンロード数などを任意の数に制限できます。
接続制限は、第三者による不正な接続への対策や、通信負荷の軽減に繋がるため、セキュリティとパフォーマンスの両方が向上します。

本ページでは、接続制限の設定方法をご案内します。

Titan SFTP Server

【操作手順】

  1. 管理ポータルで、対象サーバーのメニューツリーから [接続] をクリック
    メニューツリー
  2. [基本] タブをクリックして設定画面を開き、「最大同時接続数」にチェックを入れて制限したい数値を入力
    接続の基本設定
  3. 「最大接続数/IP」にチェックを入れて最大同時接続数の値を超えない範囲で制限したい数値を入力
  4. 「最大アップロード数/セッション」にチェックを入れて制限したい数値を入力
  5. 「最大ダウンロード数/セッション」にチェックを入れて制限したい数値を入力
  6. [適用] をクリックして設定を反映

上図の設定を適用した場合、Titan FTP は以下のように動作します。

  • Titan SFTP Server は、1ユーザーによるセッション数を 6 以下に制限します。
    この設定はクライアント側の最大セッション数より優先されるため、通信負荷を減らしたい場合に推奨しています。
  • 同じ IP アドレスから同時に接続できるユーザー数を 5 ユーザーに制限し、6番目以降にアクセスしたユーザーの接続を許可しません。
    ログイン中のユーザーがログアウト(切断)した時点で、新しいユーザーからの接続を受け入れます。
  • 1セッションでアップロードできるファイルの総数が 4つに制限されます。
    制限に達すると、Titan SFTP Server は同一ユーザーによるファイルのアップロードを禁止します。
    ユーザーがログアウトするまで解除されません。
  • 1セッションでダウンロードできるファイルの総数が 4つに制限されます。
    制限に達すると、Titan SFTP Server は同一ユーザーによるファイルのダウンロードを禁止します。
    ユーザーがログアウトするまで解除されません。