NOOP コマンドを無視する方法

クライアントからの NOOP コマンドを無視できますか?
Titan SFTP Server には、FTP クライアントが送信する NOOP コマンドをブロックする機能があります。

この機能を有効にすると、Titan SFTP Server は、セッションの待機時間を超えたユーザー (クライアント) が送信する NOOP コマンドを無視して、ユーザーとのセッションを終了します。

待機時間を指定する方法」と併用することで、トラフィックを抑制したい場合などに効果的です。

本ページでは、NOOP コマンドを無視する設定をご案内します。

【操作手順】

  1. 管理ポータルで、対象サーバーのメニューツリーから [サービス] をクリック
  2. [FTP] タブに移動して、[タイムアウト回避スキームをブロックする] にチェックを入れる
    FTP詳細設定
  3. [適用] をクリックして画面を閉じます。
  • 本機能は FTPプロトコルでのみ動作します。
  • FileZilla でタイムアウト後にコマンドを送信すると、FileZilla はタイムアウトメッセージを表示しません。
    NOOP コマンドが通ったように見えますが、これは Titan FTP の問題ではありません。
  • WinSCP の「接続の保持」設定内の「ダミーコマンドを送信する」が有効になっている場合、本設定ではブロックできません。