ユーザーによるパスワードの変更許可

クライアントユーザーのパスワードを、ユーザー自身で変更できますか?
Titan でユーザーによるパスワードの変更を許可することで、クライアントソフトからパスワードを変更できます。

本ページでは、Titan SFTP Server でユーザーによるパスワードの変更を許可する方法と、クライアントソフトによるパスワードの変更手順をご案内します。

※クライアントソフトが site pswd コマンドに対応している必要があります。

Titan SFTP Server の設定

【操作手順】

  1. 管理ポータルで、対象サーバーのメニューツリーから [接続] をクリック後、[詳細設定] タブに移動
    メニューツリー
  2. 「ユーザーのパスワード変更を可能にする」にチェックを入れる
  3. [適用] をクリックして設定を反映
  • 本機能は、SFTP ではご利用いただけません。
  • 本機能を利用するには、site pswd コマンドの送信に対応した FTP/FTPクライアントソフトが必要です。

Titan SFTP Server の設定は以上です。
本設定を適用後、クライアントソフトからコマンド site pswd を送ることで、ユーザーが自分のパスワードを変更できます。
以下は、主要クライアントソフトでの操作例です。

WebDrive NextGen (FTP/FTPS)

WebDrive NextGen のサポートページ (下記) にてご案内しております。
記載の手順をご参照ください。
【WevDrive NextGen】SITE PSWD によるパスワードの変更手順

HTTPS/HTTP (Web User Interface)

Titan SFTP Server

【操作手順】

  1. クライアント端末からブラウザを使用して Web User Interface に接続
  2. ユーザー名とパスワードを入力して、Web User Interface にログイン
  3. ユーザーアイコン をクリックして「パスワードの変更」をクリック
    パスワードの変更
  4. パスワードの変更ウィンドウに、現在のパスワードと新しいパスワードを入力して [パスワードの変更] をクリック
  5. パスワードの変更

  • 本操作で変更されるのは、Titan SFTP Server に登録されているユーザーパスワードです。
  • ブラウザ保存しているパスワードは、別途変更してください。
  • Web User Interface のパスワードリセットを使うには SMTPサーバーの登録が必要です。

Windows 標準の FTP クライアント

【操作手順】

  1. コマンドプロンプトから、対象のユーザーで FTP サーバーにログイン
  2. 以下のコマンドを入力

    literal site pswd {パスワード} {新しいパスワード}


FileZilla (FTP/FTPS)

【操作手順】

  1. FileZilla を使い、対象のユーザーで FTP/FTPS サーバーにログイン
  2. メニューバーの [サーバー][カスタムコマンドの入力] をクリック
    FileZillaカスタムコマンド
  3. コマンドの入力ボックスに、以下のコマンドを入力して [OK] をクリック

    site pswd {パスワード} {新しいパスワード}

    SITEPSWD@FZ

  4. メッセージログに “200 Command OK” が表示されたことを確認

WinSCP (FTP/FTPS)

【操作手順】

  1. WinSCP を使い、対象のユーザーで FTP/FTPS サーバーにログイン
  2. WinSCP コンソールボタン をクリック
    または、メニューバーの [コマンド][コンソールを開く] をクリック
  3. コマンドの入力ボックスに、以下のコマンドを入力して [実行] をクリック

    site pswd {パスワード} {新しいパスワード}

  4. “200 Command OK” が表示されたことを確認して [閉じる] をクリック
    コマンドの実行 (WinSCP)
  • 本操作で変更されるのは、Titan SFTP Server に登録されているユーザーパスワードです。
  • クライアントソフトに保存しているパスワードは、別途変更してください。