dir コマンドと ls コマンドの動作について

Titan SFTP Server では、クライアントから受け取った FTPコマンド dir を LIST コマンドとして、ls を NLST コマンドとして処理します。
また、Titan SFTP Server は、クライアントから ls コマンド (NLST) を受け取った場合、初期状態ではファイル名のみを返します。
ディレクトリ名を含めたい場合、以下の設定を適用します。

  • 本記事の内容は FTPサーバーでのみ利用できます。
  • Titan SFTP Server では FTP コマンド “LS” (大文字) は LIST として処理します。
    小文字と大文字で処理が異なる点にご注意ください。

Titan SFTP Server

【操作手順】

  1. 管理ポータルで、FTPサーバーのメニューツリーから [サービス] をクリック
  2. [FTP]タブにを開いて、[詳細設定] をクリック
    FTP詳細設定
  3. 「NLSTでフォルダを返す」にチェックを入れる
  4. [適用] をクリック

Titan FTP 2019

【操作手順】

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. 目的のサーバーのツリーから [サービス] を選択
  3. [FTP] タブを開いて「NLST でファイル名とディレクトリ/フォルダ名を返す」にチェックを入れる
    NLSTオプション
  4. [適用] をクリック