- アップロードされファイルを、ユーザーホームディレクトリとは別のディレクトリに自動で移動したいと考えています。
また、電子帳簿保存法を考慮して、ファイル名に日付を追加したいです。 - 「異なるディレクトリへのファイル移動」 および 「ファイル名への日付の追加」は、どちらも Titan SFTP Server のイベントハンドラで自動化できます。
本記事では、ファイル移動の自動化と、移動する際にファイル名に日付を追加する方法をご案内します。
(記事の最後には、実際の操作とファイル転送時の動作を記録した動画を掲載)
ファイル移動の自動化
【操作手順】
- 管理ポータルにログインして、左メニューから対象サーバーの [イベント] をクリック
- ウィンドウ右の「イベントハンドラ」で をクリック
- 「新規イベントハンドラ」ウィンドウの「イベント」を選択して [+イベントの追加]ボタンをクリック
- 「イベントの追加」ウィンドウで「ファイルイベント」のツリーを開いて、「ファイルのアップロード/書き込み」 > 「アップロード/書き込み成功」を選択して [OK] をクリック
- 「アップロード/書き込み成功」 をクリックして「条件」を選択し [+条件の追加] をクリック
- 「ファイルサイズ」を選択して 0 Bytes の数値を 1 Bytes に変更して [OK] をクリック
- 「アクション」をクリックして[+アクションの追加] を選択
- 「ファイルシステム – ファイルの移動」を選択した後「保存先のパスとファイル名」に下図のようにファイルパスを入力して[OK] をクリック
- 「新規イベントハンドラ」ウィンドウに「イベント」と「アクション」に設定が追加されたことを確認して [次へ] をクリック
- 「名前」にイベント名を入力、「説明」にイベントの目的などを入力して [次へ] をクリック
- [作成] をクリックして完了 (下図は別のイベントの画像)
ファイル名に日付を自動で追加
【操作動画】
- 本記事の内容は Personal および Professional ライセンスでは利用できません。
- %DATEONLY% を使用すれば YYYY-MM-DD のような表示の日付を追加できます。